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第9回「中国人の日本語作文コンクール」各賞決定(写真)
2013年 11月 1日16:09 / 提供:新華網
 

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最優秀賞(日本大使賞)受賞者李敏さん。日本僑報社提供

  日本僑報社によると、11月1日、日本僑報社・日中交流研究所が主催する「第9回中国人の日本語作文コンクール」の各賞の入賞者名簿が発表された。最優秀賞である日本大使賞は国際関係学院の李敏さんの作品が受賞したという。

   また、一等賞には、中国医科大学の李渓源さん、首都師範大学の趙思蒙さん、南京大学金陵学院の毛暁霞さん、華僑大学の李佳南さん、西安外国語大学の張佳茹さんの作品が選ばれた。二等賞15名、三等賞40名、佳作賞50名の受賞者名簿 http://jp.xinhuanet.com/2013-11/01/c_132851447.htm

   今回で第9回目を迎えた「中国人の日本語作文コンクール」は、日本僑報社と日中交流研究所が主催するもので、日本外務省、在中国日本国大使館、中国日本商会、北京日本人会などが後援、株式会社ドン・キホーテと朝日新聞社、東芝国際交流財団が協賛した。

   締め切り日の5月31日までに届いた2938篇にも上る応募作は、29地域、計166校の生徒から寄せられた。

   日本僑報社では50篇以上の団体応募を行った23校に「園丁賞」を授与し、応募数によって25〜5万円分に相当する同社出版書籍を贈呈した。「園丁賞」受賞校のうち7校からは100篇以上の応募があり、参加学生のみならず、教官たちも熱意をもってこのコンクールに取り組んでいることが感じられた。

   今回のテーマは「感動」で、いずれの作品にも、自身の経験や親類、友人などから聞いた話まで、『中国と日本にまつわる感動エピソード』が、一般的な中国人学生の目を通して生き生きと描かれていた。

   この「中国人の日本語作文コンクール」は2005年から開催されており、毎回100以上の学校から3000篇近い応募が寄せられており、近年では中国在住の日本語学習者から熱い注目を集めるコンクールとなっている。また、同コンクールの上位受賞者の作品は毎回書籍としてまとめられ、日本僑報社から出版される。これまでに出版された8冊の受賞作品集は、出版後、日中両国で大きな反響を呼んでおり、中でも第二回の受賞作品集『壁を取り除きたい』は朝日新聞の書評委員により2006年の「お薦め 今年の3点」のひとつに選ばれたほか、第8回の受賞作品集『中国人がいつも大声で喋るのはなんでなのか?』は、読売新聞とサンデー毎日にて大きく取り上げられた。

   第9回の受賞作品集『中国人の心を動かした「日本力」』は、11月末に東京で出版される予定で、授賞式及び一等賞以上受賞者のスピーチ大会は、12月12日午後、北京の日本大使館で開催される予定。