東方ネット23日付報道によると、このほど、2013年のノーベル文学賞がカナダのアリス・マンローさんに贈られると発表された。受賞候補として有力視されていた日本の村上春樹さんは、今回も受賞を逃した。

　だがノーベル文学賞で負けた村上春樹の新作は、上海での人気は遠くマンローを上回る。このほど、マンローの作品「ランナウエー」が上海で発売された。ここ数日で計100冊が売れた。一方、村上春樹の新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」は、22日に上海で発売された。売れ行きは「ランナウエー」と比べてもっと良いという。なぜかというと、マンローの作品が中国語に通訳されるのは「ランナウエー」1冊だけだ。村上春樹の作品は、ほとんど中国語で出版され、中国でも人気が高いのだ。

村上春樹の新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

（編集：範易成）