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「日中対立を超える『発信力』」新書発表会が北京で開催され
2013年 9月 16日16:48 / 提供:新華網日本語

 日本僑報社から伝えられた情報によると、同社が出版した新書「日中対立を超える『発信力』:中国の報道第一線の総局長、特派員の声」発表会がこのほど、北京で開催された。元『北京日報』東京駐在記者、新中日友好21世紀委員会の王泰平中国側秘書長、及び中日双方のメディア関係者、学者ら約50人が発表会に出席した。  

 「日中対立を超える『発信力』」は、日本の有力メディアの駐中国総局長、ベテラン特派員ら20人余りが執筆した。筆者らは報道第一線の豊富な経験を生かし、日本のメディア関係者が中日関係の改善と発展の促進において担うべき役割について、それぞれの見解を表明している。  

 王泰平秘書長は、発表会で祝辞を述べた際に、中日両国は記者の相互派遣という困難な道のりを共に歩み、双方の記者が両国関係の改善と推進に向けて貢献したことを振り返った。新書発表会に出席した中日のメディア関係者、学者が次々と談話を発表した。中日関係が最も緊張している時期に、相互間の疎通と交流をより重視すべきだという考えが一般的だ。  

 日本僑報社の段躍中編集長は次のように述べた。メディアは中日関係の発展において、大変重要な役割を担い、報道第一線のメディア関係者の「コミュニケーション能力」は民衆に意識に直接、影響を与える。本書が中日両国の相互関係の脈診となることを希望する。段躍中編集長はまた、「日中対立を超える『発信力』」の著書は、来年の中日記者派遣50周年を記念した出版物のひとつだ、と説明した。  

 2004年に日本僑報社が出版し、中日の記者40人が執筆した『春華秋実--日中記者派遣40周年を回顧する』は、中日両国で大きな反響を呼んだ。

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