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宮崎駿の最後の作品『風立ちぬ』が、今年中に輸入される見込みはほとんどない
2013年 9月 5日16:09 / 提供:東方ネット
中央テレビがこのほど、『風立ちぬ』を特別に紹介する

 『風立ちぬ』が見られない、国内で放送されないと、数多くの宮崎駿のファンが文句を言った。宮崎駿の最後の作品『風立ちぬ』は今年中に、国内で放送されるのか?

 中央テレビがこのほど、同アニメを特集報道した。人民日報の公式ミニブログでも、「宮崎駿という力」と称した。国内で、今年中にこの日本アニメを導入する可能性があるかとされた。

 大光明院線総経理の謝雨林氏は、「国内で、国外映画を導入する額は少ないが、配給会社の計画もほとんど手配された。今年中に、導入する可能性は小さい」と予測した。上海文化広播影視管理局映画処の曹吟氏も、「『風立ちぬ』を導入するかどうかは、配給会社の依願によるものだ。だが、このような情報は、これまで聞いていない。この前、導入した日本映画は国内での表現が良くないため、年末までに、同アニメを導入する可能性は小さい」と語った。

 業界関係者によると、アメリカから導入した映画は多く、中日両国関係の二重の影響で、ここ数年来、中国映画市場は日本映画を良く見ておらず、毎年導入する34本のアメリカ映画と少量の欧州と韓国映画と比べて、国内に導入した日本映画は少ない。上海で、映画の観衆はスクリーンで日本映画を見たい場合は、ほとんどが年に1回の上海国際映画祭だけを見える。だが、宮崎駿のアニメは普遍的な価値観があり、スタジオジブリもブランドになった。宮崎駿の作品は、国内のスクリーンに登場したことがないが、国内には大量のファンがいて、話題の『風立ちぬ』の国内市場での将来は広いと、多くの業界関係者は語った。

 今年のベニス映画祭期間に、映画雑誌の編集者が、中央テレビの取材を受けた際、「作品は問題がある話題を描いている。科学技術の発展と同時に、このマイナスの影響を防ぐように妥協している。それは震撼、重い、内容が溢れている」と評価した。

(編集:曹 俊)

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