Home > ニュース > 文化芸能  >  莫言、作家に必要なのは「信念」
莫言、作家に必要なのは「信念」
2013年 9月 4日9:52 / 提供:中国国際放送局

 9月2日、「2013年中国・ドイツ作家フォーラム」が北京で開催された。フォーラムには中国人作家として、莫言氏、蘇童氏、賈平凹氏、劉震雲氏、畢飛宇氏、鉄凝氏ら12人が、ドイツからはユーディット・クッカルト(Judith Kuckart)氏、マルセル・バイヤー(Marcel Beyer)氏、ウルズラ・クレヒェル氏(Ursula Krechel)など10人が参加した。

 莫言氏はフォーラムで「グローバル化時代の作家の責任」をテーマに講演し、今の資本がコントロールする時代の中で文化、芸術はどのように対応していくべきかについて語った。さらに莫言氏は、「作家に必要なのは、信念を持つことであり、時代に流されることではない。時代の大きな流れの中で、自分の基準を持つべきであり、めまぐるしい変化にかかわらず、ただ目指すべき方向へ前進するのみだ」と述べた。また作家の責任については、「作家の責任は一般の人と同じであり、特に強調する必要はない」と述べた。