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金銀箔画家の江面忠信氏が、作品と共に上海に来る 彩箔芸術の美を伝え
2013年 7月 9日12:54 / 提供:東方ネット
彩箔画を作っている江面忠信氏

 東方ネット8日付報道によると、初めて上海を訪ねる日本の有名な金銀箔画家の江面忠信氏が日曜日に、上海竜の夢にある「過門香」で作品展示会を開いた。江面氏は上海と蘇州の芸術ファンと交流して彩箔芸術の美をより多くの人に伝えるという。

 江面氏は、「日本で彩箔芸術の地位は、画や書道の下にあってあまり重視されないようだ。日本人よりも外国の人はこの芸術がもっと好きだ。中国でも金銀箔芸術があり、仏像や寺を装飾用となっている。彩箔で絵を描くのは、日本だけでなく世界でも独特な技術だ」と語っていた。  

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江面忠信氏と作品

 どうして金銀箔画家になったかについて江面氏は、「子供の頃から、江面玉心堂で金銀砂子の技術を学び、装飾に使われることが多い箔を画材の主役に据えたいと思ったからだ」と指摘していた。江面氏が伝統の枠を超えて箔による新しい表現の可能性を追求して、数十年の研究でようやく金銀箔芸術領域のトップになったという。

 

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彩箔画を作っている江面忠信氏

 日本の歌手の奈月れいさんもスペシャルゲストとして展示会に出席した。日本の演歌や中国の歌を歌った。江面氏は、会場で彩箔画の制作を披露した。見事な技術に観客の賛美の声は絶え間なく聞かれた。

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江面忠信氏作品の一つ

(編集:範易成)

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