すでに高齢の域に達した成龍（ジャッキー・チェン）は非常に健康な体とすらりとしたスタイルを保っているが、彼の健康の秘訣は「運動を続け、毎日汗を流すことが健康の原則」だと言う。成龍といえば「あんなにハードな撮影ばかりでは太る暇もないだろう」と思うことだろうが、彼の健康の秘訣は人々が意識しないうちに完了されているものなのだ。大連晩報が伝えた。

　7歳から武術を学び始め、後には空手や合気道なども学び、筋力を鍛えるだけでなく、攻守の技も磨き、俊敏さも強化した。2000年以降、彼は毎朝ビニールのウエアを着て、首や腕、足もゴムで巻いてから助手と一緒に家の近所などを30分以上ランニングするという（もし環境が適さない場合、車で遠くの野外や海辺に行って行うこともあるという）。ランニング後は全身に1リットルほどの汗をかき、ランニングで大量の汗をかいた後は果物ジュースと純水をそれぞれ1リットル飲むという。果物ジュースはオレンジが中心で、時にはリンゴやパパイアのジュースも混ぜる。その後、さらに30分から45分、拳法やカンフーの練習をするという。

　「真剣に仕事に打ち込むと他の生活の悩みを忘れることができ、心が晴れて食事の消化もよくなる。アクション映画は僕の得意とするところで、僕の生きがいでもある。だから毎日運動をするのも、実際には仕事のための最もよいコンディションを保つためでもある。映画撮影の時には基本的に毎日十分かそれ以上の運動量があるが、撮影がないか休暇の時や、映画の編集段階などでは『座って』いる仕事が多いため、この時期にもさぼらずに毎日運動をしなければならない。」

　成龍は毎日の生活の中でどこでも運動できると考えている。例えば毎日階段を上るのも運動で、階段さえあれば彼は決して簡単にはエレベーターに乗らない。テレビを見る時もリモコンは使わず、ソファーから立ち上がってチャンネルを換え、日常生活でも極力体を動かして彼の素晴らしい肉体を維持している。