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第16回上海国際映画祭 6月15日に開幕
2013年 5月 23日10:47 / 提供:人民網日本語版

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 第16回上海国際映画祭が6月15日から23日まで開催される。映画祭組織委員会は20日、金爵賞やアジア新人賞審査員の顔ぶれと選出作品リストを発表した。昨年世界を席巻したミュージカル映画「レ・ミゼラブル」を監督したトム・フーパー監督が金爵賞の審査委員長を務めるほか、中国の寧浩(ニン・ハオ)監督や女優の余男(ユ・ナン)が審査員を務める。また、陸川(ルー・チュアン)監督はアジア新人賞の審査委員長を務める。「京華時報」が伝えた。

 ■中国映画2本が金爵賞にノミネート

 1993年に設立された上海国際映画祭は今年6月で20周年を迎える。映画実行委員会の任仲倫?副委員長によると、今年の映画祭にエントリーした映画は112カ国・地域の1655本に上り、新たに最高記録を更新したという。最終的に映画12本が金爵賞部門に正式に出品された。これらの作品には、胡雪樺監督の「神奇」、林超賢監督の「激戦」の中国映画2本も含まれる。

 映画祭組織委員会はこのほど、上海国際映画祭コンペティション部門「金爵賞」の審査委員長を「レ・ミゼラブル」の成功などで近年高い人気を誇る英国のトム・フーパー監督が務めるほか、フランスを代表する映画評論家ミシェル・シマン氏、ドイツ人映画監督・作家のクリス・クラウス監督、イラン映画「熊」で2011年の「金爵賞」を受賞したコスロ・マスミ監督、チェコのプラハ出身のイジー・メンツェル監督、「瘋狂的石頭 クレイジー・ストーン」で大ブレイクした中国の寧浩監督、「トゥーヤの結婚」の中国の人気女優・余男が審査員を務めることを発表した。

 アジア新人賞は2004年に設立されたコンペティション部門の常設賞で、世界に向けてアジア映画産業の新勢力をアピールすることを趣旨とする。今年は10本の映画が選出され、「指尖太陽」、「無脚鳥」、「初恋未満」の3本の中国映画が含まれている。審査員長には「ココシリ」、「南京南京」などの陸川(ルー・チュアン)監督が務める。

 ■大監督へのオマージュ上映特集

 実行委員会は当日、今年は約400人に上る国内外スターが映画祭のレッドカーペッドを歩く予定であることも明らかにした。これらのスターには、1993年の第1回上海国際映画祭で金爵賞審査委員長を務めたオリバー・ストーンのほか、「大鬧天宮3D実写版」、「非常幸運」、「不二神探」、「王牌」、「宮鎖沈香」、「小時代」などのテレビドラマ約30本の主要キャストも含まれる。

 映画上映部門は一般の観衆に最も注目されるプログラムだ。映画祭実行委員会の任仲倫?副委員長によると、「大監督へのオマージュ」が今年の上映部門の特別企画となるという。映画祭上映期間には、ヒッチコックの9大サイレントムービーのリマスター版がアジアで初めて公開されるほか、小津安二郎映画特集上映、張国栄(レスリー・チャン)映画回顧特集上映、オリバー・ストーン映画特集上映、中国の著名監督の湯暁丹映画特集上映や評論作品の展示イベントなどが行われる。

 ■金爵賞にノミネートされた映画12本

 「銃与戒指」(A Gun & a Ring) <監督:Lenin M. Sivam /カナダ>

 「神奇」(Amazing)<監督:胡雪樺/中国>

 「伝説的拳頭」(Fists of Legend)<監督:康佑碩/韓国>

 「I Am You」 <監督:Simone North /ブルガリア>

 「盗嬰疑雲」Hara(監督:Elias Giannakakis /ギリシャ>

 「警界黒幕」(The Major) <監督:Yuri Bykov /ロシア>

 「摩根先生的第二春」(Mr. Morgan's Last Love) <監督:サンドラ・ネットルベック/ドイツ・ベルギー>

 「信頼」(F醇rrtroligheten)<監督:William Olsson/スイス>

 「父親的詩」 <監督:Savas Baykal /トルコ>

 「激戦MMA」(Ji Zhan) <監督:林超賢/中国>

 「長崎的天空下」(Under the Nagasaki Sky) <監督:日向寺太郎/日本>

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