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今なお続く韓流ブーム、人気の理由は「共感性」にあり
2013年 5月 15日10:12 / 提供:新華網日本語

寒

 2013年5月13日、中国青年報は「韓流はなぜ中国市場で人気があるのか?それは共感性」と題した記事を掲載した。

 1990年代に韓国ドラマ「愛は何のために」が中国市場に進出して以来、「冬のソナタ」「宮廷女官チャングムの誓い」、PSY(サイ)の「江南スタイル」「ジェントルマン」など、中国は依然として韓流ブームだ。特に若者の間で人気が高い。

 米オバマ大統領は先の米韓首脳会談後の記者会見で、韓国の人気歌手PSYの「江南スタイル」の乗馬ダンスを娘から教わったと発言。会見の冒頭で、韓国の成長するソフトパワーをたたえ、「いまや世界中の人々が韓国文化に夢中だ」と話した。

 文化産業の輸出成功で巨大な経済利益を獲得した韓国だが、劉震竜(ユ・ジンリョン)文化体育観光部長官は「多くの人が語る『韓流』には間違いがある。韓流ブームは観光政府の主導によるものではない」と説明。韓国政府は民間の文化産業の発展を支持してはいるが、直接輸出の推進に関わっておらず、著作権の侵害や小規模産業の輸出などの際に介入や協力を行うとしている。

 韓流が中国で人気が高い理由について、劉長官は「中国と韓国には共通の感性や価値観があるため」とし、今後の中韓両国の交流について「共通の価値観を構築することが大事だ」と語った。

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