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村上春樹の新長編小説が来月、発売 中国語版の翻訳者は決まらず
2013年 3月 29日10:18 / 提供:東方ネット
村上春樹氏の新作予約ページ

 3年を経て、村上春樹氏の新作がとうとう登場する。日本の文藝春秋社が明らかにしたところによると、4月12日に日本で長編小説『色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年』が発売される。現在、日本の各書店と関係ウェブサイトで予約受付を開始した。

 新作と言うと、村上氏は「『1Q84』がいわば、ジェットコースター的な物語だったので、それとも少し違うものを書いてみたいという気持ちがありました。それがどんなものなのか、書いてみないとわからなかったけど。短い小説を書こうと思って書き出したのだけど、書いているうちに自然に長いものになっていきました。僕の場合そういうことってあまりなくて、そういえば『ノルウェイの森』以来かな」と述べた。現在、書名を見て、読者は村上氏の新書に非常に興味を持っているようだ。

 村上氏が中国語世界でも、膨大な読者を持っている。そのうち、最も知られる翻訳者は「村上翻訳専門者」と言われる林少華氏だ。このほど、随筆『走ることについて語るときに僕の語ること』と長編小説『1Q84』は専属を打破して、施小イ氏が翻訳した。3年ぶりに、村上氏の最新長編小説は誰が翻訳者に決まるか?在日華人作家の毛丹青氏は、このほど個人ミニブログで、「出版業者から、翻訳意向を聞きに来たことがある」と書き込んだ。中国語の翻訳者について、さらに変化があるかもしれないが、翻訳のやり方が違う訳本を喜んで見たいと書き込んだ読者は少なくないという。

(編集:曹 俊 写真:文芸春秋社ページ)

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