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日本が内視鏡手術支援ロボットを開発
2012年 9月 19日9:40 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京9月12日】日本の研究者によって新しく開発された一種のロボットは、医師が内視鏡手術を行う際に手助けをして、手術の効率と精確さを向上させることができるという。

 心臓病手術などの胸部外科手術では胸を切開するのが一般的であり、比較的大きな傷跡が残ってしまうだけでなく、長期入院して回復させることが必要だとされている。これに対し、内視鏡による手術では、手術後の傷跡が小さくて済み、回復も早いが、器械操作の精確さにおいては制約を受ける。

 先日、日本オリンパス工業は、東京大学とこのような内視鏡手術を支援できるロボットを共同開発したと発表した。このロボットは手指、肘関節など多くの部分の機能を模擬することができ、肋骨などの障害物を巧みに避けて手術を行うことにより、手術の精確さを向上させることができるとされている。

 研究者によると、この新型ロボットは現在テスト段階中で、一日も早い実用化が叶うよう急ぎ準備を進めているとのことだ。

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