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国家漫画アニメ産業モデルパーク 3年で100億元
2012年 9月 16日10:01 / 提供:人民網日本語版

 文化部(文化省)と天津市政府が共同で進める国家級の重大文化産業プロジェクト「国家漫画アニメ産業総合モデルパーク」が年内に完成する見込みだ。パーク全体の敷地面積は1平方キロメートルで、建築面積は77万平方メートルに上り、オリジナルドラマ計画エリア、研究開発?インキュベーションエリア、総合サービスエリア、ハイエンド設備集積?インテリジェント派生商品集積エリア、漫画アニメテーマパークなど機能別に7つのエリアが建設される。建設は2期に分けて進められ、すでにスタートした一期工事では、主に業務用ビル、技術研究開発サービスプラットフォーム、交流展示センターの建設が行われる。パーク全体の建設は年内の終了を予定している。  

 同パークに設立される予定の中国動漫集団公司は、同パークの運営開発主体であり、設立から3年で売上高は100億元を超え、5-10本のアニメ映画を制作し、派生商品20-30種類をうち出すことを目指す。また約10年で人民元にして1千億元以上の売上高を擁する経済的実体となり、取り扱う商品は数十種類を超え、独自のテレビチャンネルと漫画アニメに特化した携帯電話のチャンネルをもち、国内に3カ所から5カ所のテーマパークを開設することを目指すという。  

 同パークは天津市の中新天津生態城に建設されるもので、2009年7月1日に工事が始まり、11年5月27日に開園した。11年5月末時点で、一期工事の30万平方メートルは工事が終わって利用がスタートし、入居登録した企業は180社に上る。同パークは国のモデルパークであり、完成すればパーク内企業に漫画アニメの重要技術の研究開発、人材の育成、オリジナルプロジェクトの育成などのサービスを提供するとともに、映画、漫画、アニメ、テレビなど複数の分野にまたがった専門的な交流プラットフォームになるという。

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