Home > ニュース > 文化芸能  > 金メダルの孫楊に200超える企業が熱い視線?
金メダルの孫楊に200超える企業が熱い視線?
2012年 8月 22日9:49 / 提供:人民網日本語版

 ロンドン五輪の後、競泳で金メダルを獲得した孫楊選手は、卓越した成績と爽やかなルックスで、一躍、「国民のアイドル」になった。中体産業競賽集団の王奇副総裁(副社長。北京中体明星体育文化伝播有限公司総経理(社長)を兼任)によると、孫楊はいまや貴重な資源だ。市場での潜在力は2004年のアテネ五輪で金メダルを獲得した劉翔に少しも引けを取らないという。「生活報」が伝えた。

 ロンドン五輪の前、孫楊は伊利、361°、コカコーラのコマーシャルに出演していた。王副総裁によると、この3社は貴重な「原石」と契約したといえる。中国が男子の水泳種目で金メダルを取るのは非常に難しく、今回の競泳の金メダルはかつて劉翔がハードルで獲得した金メダルと同じように、貴重な資源なのだという。また王副総裁は次のように予測する。五輪前に孫楊と契約を結んでいた企業は十数社に過ぎなかったが、五輪後は200を超える企業がさまざまなルートをたどって孫楊にコマーシャル契約を申し入れることになる。

 中国水泳チームの元ヘッドコーチの陳雲鵬さんによると、孫楊には大きな潜在力があり、少なくともあと2回五輪に出て10年近く活躍することが可能だという。米国の水泳誌「スイミングワールド」によると、孫楊の来年のコマーシャル出演料は2千万ドル(約1億1400万元)を超える可能性がある。劉翔のピーク時の年間1億6千万元とはなお開きがあるが、年齢的に若い孫楊

 が今後10年間優れた成績を収め続ければ、その商業的価値は必ず劉翔を超えることになるという。

関連記事