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蒼井そら、中国映画に初出演
2012年 3月 1日17:04 / 提供:人民網日本語版

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 中国大陸部のレコード会社大手・竹書文化(竹書娯楽)が200万元(約2500万円)を投じ、日本の人気セクシー女優・蒼井そらの中国映画デビュー作となるショートフィルム「第二夢」を制作した。撮影は東京と上海でひそかに進められており、今月14日のホワイトデーに封切られる予定。中国青年報社「北青網」が伝えた。

 文芸色豊かなこのショートフィルムは、東京と上海を舞台とした作品で、撮影・制作チームは、日中韓三カ国から選り抜きのメンバーで組織された。音楽、愛情、疑惑、タイムスリップなどのエッセンスがちりばめられた映画の内容について、メディアや観衆の注目度は最高に達し、ここ数年で最高レベルのオンラインインタラクティブ・ショートフィルムに仕上がる模様だ。

▽蒼井そら中国映画デビュー作、ピュアな初恋を夢想

 アジアの有名映画スター・蒼井そらは、日本で絶大な人気を誇るだけではなく、中国にも多くのファンがいる。彼女の中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」は、24時間でフォロワー数22万人達成という驚異的な記録を打ち立て、現在は1千万人突破が目前に迫っている。中国進出に挑む蒼井そらは、中国語と中国文化の習得に努め、書道や京劇の稽古にも励み、女子テニス界のエース・李娜選手を試合で応援、より多くの中国人ファンの心をつかんだ。各地からのイベント出演依頼は後を絶たないが、多くの人は、彼女がさらに中国での活躍を果たすための今後の路線・計画に注目している。竹書文化のPR担当者によると、彼女の目指す方向は、「映画・テレビ・歌の三本柱で活躍する精純美女」で、目標とするライバルは、「人気」と「実力」を備えた楊冪や楊◆瑩だという。

 蒼井そらは、昨年末に開かれた某企業の年次総会に出席し、得意とする書道を披露し話題となった。これに続き、今回のショートフィルム出演により、彼女に対するファンやメディアの関心度もより高まった。ショートフィルム「第二夢」で、蒼井そらは清純可憐な日本人コスプレイヤー役を演じる。音楽や演技をこよなく愛し、追求し、ぼんやりした中で耳にした古典歌曲に深く啓発され、中国へのスピリチュアルな旅に出発、ある中国人男性に出会う。しかし、愛情を思う通りにコントロールできず、夢と現実の狭間でもがき苦しみ、深い混乱に陥ったヒロインは、夢の中で80年以上前の上海にタイムスリップ、その時代の大先輩から激励され、自分が追い求めるものを探し始める、というあらすじ。

 「第二夢」は文芸色豊かなショートフィルムで、1930年代の上海が舞台となっている。男性主人公は、大陸部歌手の楊坤が演じると予想されていたが、新人が抜擢されたという噂もある。男性主人公を誰が演じるかについては、憶測が飛び交っているが、制作発表会の時点では、公表されなかった。中国の人気お見合い番組「非誠勿擾(冷やかしお断り)」で話題になった日本のシングルマザー?佐藤愛さんが、重要な役どころで出演する。映画で蒼井そらが着る衣装は、全て日本のトップデザイナーが手掛けた。コスプレ衣装は極めて斬新かつ派手なデザインだ。また、映画では蒼井そらが初めてチャイナドレス姿を披露、映画ファンはさぞ待ち遠しいことだろう。「第二夢」は、中日両国で撮影が進められ、上海と東京で計15日間のロケが続いた。中日韓三カ国から選り抜きの撮影制作チームが更生され、特殊技術を用いて80年前の上海の姿が見事に再現された。映画は間もなくクランクアップ、3月初めに北京で発表会が開かれる。

◆金へんに玉