中国らしい特撮ヒーローを作りたい=日本アニメの巨匠の池谷仙克氏
2011年 11月 15日16:40 / 提供:
日本アニメの巨匠で、ウルトラマンの父の一人である池谷仙克氏が15日、上海を訪れて、監督を担当する特撮映画・ドラマプロジェクトのスタートの記者会見に出席した。投資会社、アニメ関係者、東華大学のアニメ専攻の学生、マスコミの約百人が出席した。
席上、アルバトロスジャパンの村田修一氏は「同プロジェクトは6年前から企画した。池谷仙克氏は総指揮、総監督、美術監督を担当する。中国発の特撮ヒーローを作って、日本の銀光仮面、アイアンキング、スーパーロボットレッドバロンが登場する。ターゲットは大人で、神秘組織に追いかけられる兄と妹を主線にして、舞台が日本から中国に変わる逃亡劇だ。日本のオーソドックスなヒーローのように、影響が20、30年に続く」と語った。
池谷仙克氏
村田修一氏
池谷氏によると、上海にはCMの製作で数回来たが、上海のエネルギーを感じて、感動させられて、中国の人々と協力して新しいものを作ろうと思った。今回、新しいキャラクターを作って、人間で演出する予定だ。ハイテクを利用するが、できるだけ原点に戻って、映画やドラマを作りたい。ものを作るのは人を感動させることにあるという。
(曹 俊 写真も)
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