2011年 10月 12日23:01 ／ 提供：中国国際放送局

　第12回アジア芸術祭が10日夜、中国の重慶で開幕した。

　開幕式では蔡武中国文化相が挨拶し、「中国と東南アジア諸国連合（ASEAN）の芸術家はこの芸術祭で、共にアジア文化の魅力を表現し、文化と芸術により双方の対話や協力の成果を祝う。この芸術祭は中国とASEANとの友好関係および実務的な協力を一段と促進していくだろう」と述べた。

　インドネシアのサートノ人民福祉次官はASEAN 諸国の文化相と出席者を代表して、挨拶し、「中国とASEAN が対話関係を結んでから20年来、双方は相互信頼を絶えず強化し、文化の共有に積極的に参与し、双方の人民の理解と友情を強化した。アジア芸術祭はアジア各国人民の重要な盛会であり、中国とASEANが文化の体験を分かち合い、互いの理解を強化した」と述べた。

　なお、アジア芸術祭は、中国文化省の主催による国家クラスの地域的な国際芸術祭。今回の芸術祭は「交流・融合・共有・調和」をテーマにしている。芸術祭開催期間中に、中国・ASEAN（10＋１）文化相会議、第1回アジア文化フォーラム（10＋３）会議、ASEAN文化週間、香港マカオ台湾公演週間などが行われる。