スーザン・ボイルというイギリスの有名なタレントが８日、上海に着いた後、南京東路の五つ星ホテルに泊まり、その後、午後に、『中国達人秀』の記者会見に参加した。９日午前には、プロモーションビデオを撮影し、午後にリハーサルをし、１０日に稽古をして夜に出演する。１１日には上海を離れる予定だ。すべてのスケジュールでリラックスする時間がほとんどないし、上海の観光も無理だ。

　イギリスのオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」に参加して以来、スーザンは注目されているが、非常に控えめだ。中国タレント番組の関係者によると、数多くの国際的な芸能人と比べると、スーザンは食住への要求が簡単だという。

　関係者によると、スーザンと一緒に上海に来たチームは６、７人で、上海での交通も主催者側が提供するベンツで、英語のできる運転手を配置する。４枚の黒いタオル、４本の常温ミネラル・ウォーター、イギリスから持ってきた指定ブランドの液体ハンドソープを要求した。食については、果物、イギリスティー、コーヒー、ミルクと軽食がほしいが、チョコレートはほしくないという。

　面白いのは、スーザンは飛行機に乗るのが怖いという。３０歳を超えてから航空機に初めて乗った時、倒れてしまったからだ。舞台で歌うことより、航空機に乗るのはより大きな勇気が必要だとスーザンは話している。

　東方衛視の『中国達人秀』第２シーズンは１０日に、２０１１年の最終決戦を行う予定だ。その時、スーザンは年度セレモニーのゲストとして登場する。

（編集：曹　俊）