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2011日本映画週間のプレミア・ショーの映画『悪人』が中国で初上映
2011年 6月 13日10:11 / 提供:
プレミア・ショー現場

 上海国際映画祭、そして日中映像事業交流の関連活動として2011上海・日本映画週間の開幕式が、12日に行われた。12日午後、日本映画週間のプレミア・ショーとして、映画『悪人』の監督の李相日氏と妻夫木聡が、出席した。 

 李監督は、この映画は犯人を探す映画ではなく、人間の本性と人間関係を表す映画で、主演の妻夫木聡については「勿論悪人で、その笑顔から。彼の魅力を引き出すより殺すことだ」と、笑いながら言った。  

 妻夫木聡はキャラクターを演じる時、大事なのは自分を消し去って、人物になるように近づき、心で演じると言い、李監督の「こだわり」については、「いつも違う、違うように言われた。非常に厳しい。オーケーまでに時間がかかる」と答えた。

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妻夫木聡

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妻夫木聡

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映画『悪人』のスチール

 同映画の主役は土木作業員の清水祐一と紳士服量販店に勤める馬込光代だ。孤独な魂を抱えた2人は偶然出会い、刹那的な愛にその身を焦がす。しかし、祐一は連日ニュースを賑わせていた殺人犯だった。生まれて初めて人を愛する喜びに満たされる光代は祐一の自首を引き止め、共に絶望的な逃避行へと向かう。地の果てとも思える灯台に逃げ込んだ2人は幸せな一時を迎えるが、その逃避行が生んだ波紋は被害者の家族、加害者の家族の人生も飲み込んでいく。

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映画『悪人』のスチール

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映画『悪人』のスチール

(曹俊 兪静斐 写真:曹俊) 

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