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劉翔選手がドイツへ行く。目的はオリバーではない
2011年 2月 7日13:24 / 提供:

  「新聞晨報」6日付報道によると、劉翔選手が旧暦2日から訓練を始め、ドイツに赴いて11日と13日の室内60メートル障害の国際競技に参加するという。回復期中の劉選手は次の試合に、強いアメリカの名将であるオリバー選手を相手にする。オリバー選手は最近、世界で60メートル障害の最高記録を作った。現在の状態では、劉選手に勝ち目はないという。 

  今回の試合は劉選手のウサギ年の第1戦で、北京オリンピックで負傷して以来、初めてのドイツでの試合だ。昨年の広州アジア大会で13秒09の実績を作ったが、今回復期中とあって派手に活躍することは無理だ。個人の最高実績はドイツのカールスルーエで作った7秒42だ。今回の試合で孫海平氏が決めた目標は7秒60前後だという。

  現在の状況から見ると、劉選手はまだ当時の全盛期になっていない。60メートル障害は得意種目ではなく、個人の最高実績を作ったとしても、オリバー選手の7秒37とは相当の差がある。明らかなのは、今回の試合の目的は国際競技場に戻ることで、優勝ではなく、ベストコンディションを取り戻すことだという。

  劉選手とオリバー選手にとっては、今回の試合は今年夏の世界選手権大会のウォーミングアップだ。劉選手は昨年の世界的な順位は3位で、オリバー選手とロバーツ選手の下だという。ロバーツ選手はドイツの世界選手権大会で負傷して以来、ここ数年ずっと負傷に悩まされているため、試合にはあまり参加できなかったという。

  現在の実力から見ると、劉選手が試合でオリバー選手を勝つことは期待されていない。国際競技場に戻って、負傷を避けて、コンディションを取り戻して、7秒50前後の実績で結構だという。

 

(実習編集:袁静ブン)

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