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1人平均教育年数、9発展途上国大国でトップクラスに
2003年 9月 18日14:32 / 提供:

教育を受ける年数が1人平均して8年に達し、世界の平均水準を超えるとともに、発展途上国のうち9つの大国のなかでトップクラスになった。9年制義務教育の普及と青壮年の識字率向上をめざした運動の成果で、8億を超える農民を対象にした農村教育事業は大きな進展をとげ、重い負担となっていた人口を人的資源として活用する道が開かれた。

政府は9年制義務教育を普及し、青壮年の識字率を向上させる2つの目標を2000年末時点でほぼ達成。義務教育の達成率は2002年に91%、中学の入学率は同90%に達した。農村部(県・鎮を含む)での中学在校生数は5566万人と、2000年比で347万人の増。

読み書きのできない青壮年は1990年に6200万人を数えたが、現在は2100万人に減少し、非識字率は10.38%から4.8%まで低下した。2002年の出稼ぎ労働者は全国で2385万人。うち中学卒の比率は67.7%、専門訓練を受けた労働者は12.5%を占めた。

普通高校の教育も急速に発展している。2002年の募集定員は442万人、在校生数は1089万人と、1997年と比較すると5年間に倍増。優良校では規模が急拡大し、教育条件も著しく改善されている。

職業教育や成人対象の教育事業も、県・郷・村に訓練システムが確立するなど急速に進んだ。この5年間に中等職業学校で学んだ学生は約1300万人、訓練を受けた農民は延べ4億6000万人。ハイテクの模範労働者や豊かさをリードする農民が数多く出現した。