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李安監督が審査委員長を務める、第66回ベネチア国際映画祭が開幕
2009年 9月 3日16:54 / 提供:
李安監督とその他の審査委員会のメンバー

 第66回ベネチア国際映画祭が2日夜(日本時間3日未明)、イタリア北部のベネチア・リド島で開幕した。イタリア出身の名監督であるジュゼッペ・トルナトーレの新作「バリア」が、オープニング作品として上映されることになった。 

 開幕式の気分が盛り上がり、レッドカーペットの近くが映画ファンたちで埋め尽くされ、レッドカーペットを歩いていた名優たちの名前が大声で叫ばれた。 

 「金獅子賞」を争うコンペ部門の23作品には、米国映画6作品、イタリア映画4作品、中国香港から若い鄭保瑞監督の「意外」と楊凡監督の「涙王子」という中国語映画2作品がある。また、劉傑が監督をし、梅ティ(女+亭)が主演した「透析」と管虎が監督をした「闘牛」など中国語映画4作品はワールドシネマの新しいトレンドを紹介する地平線部門に参加する。 

 今回映画祭のコンペ部門の審査員長は台湾出身の映画監督李安(アン・リ)で、ほかの審査員6人はそれぞれロシア、フランス、米国、イタリアとインドからだ。 

 今回ベネチア映画祭は9月12日に閉幕される。中国香港出身の監督陳果が中国本土出身のロックンロール歌手崔健と監督をした「過去未来」は、今回映画祭のクロージング作品として上映されることになった。

(編集:章坤良 写真:新華社)

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開幕式のレッドカーペットを飾るイタリアの女優

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管虎監督の「闘牛」のポスター

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台湾の「涙王子」(楊凡監督)