Home > ニュース > 文化芸能  > 研究顕示:閲読で気持ちを表す語彙 顔中の表情に影響
研究顕示:閲読で気持ちを表す語彙 顔中の表情に影響
2009年 8月 12日16:03 / 提供:

新華社北京8月11日

 オランダの最新研究では、人々が「笑い」に関する語彙を閲読した時、顔中の筋肉に変化が起こり、思わず「笑い」に対応する表情をつくるということが分かった。  

 UPI通信社の10日付の記事によると、研究で1組の学生はモニターに向かって「笑い」、「泣き」、「面白さ」と「気落ち」といった気持ちを表す動詞と形容詞を読み出した。ある語彙を読んだ時、同語彙の代表する気持ちに対応する顔中の筋肉に変化が起こり、相応的な表情をつくる。例えば、「笑い」を読んだ時、「笑い」を指示する顔中の筋肉は動くが、「眉ひそめ」を指示する顔中の筋肉は動かない。  

 研究では、気持ちを表す動詞の閲読による顔中の筋肉の動きは関連形容詞の閲読による顔中の筋肉の動きより明らかだ。  

 目下、同研究成果は既に米の認知心理学雑誌の「Psychological Science」に掲載されている。