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第7回茅盾文学賞発表 受賞作品が再び売れ筋商品となる
2008年 10月 30日17:02 / 提供:

 第7回茅盾文学賞の発表で、受賞作品が再び読書市場の人気となった。しかし、紹介によると、現在、「秦腔」と「暗算」は在庫があるが、他の2作はすでに在庫がなく、読者は一時的に4作の受賞作品を同時に購入できないという。業界者は、「茅盾賞」の市場への影響力はだんだん下がる一方で、受賞作品リスト発表後しばらくの間に、販売量は大幅に上昇する可能性はあるが、長く続かないという。関係者は、出版社がこれらの作品の再版ついては、慎重に扱いと思っている。  

 29日、上海二大書城のスタッフとも「『秦腔』と『暗算』は在庫があるが、『アルグン川右岸』と『湖光山色』は、すでに在庫はない」と発表した。博庫書城マネージャーの朱兵氏は、「アルグン川右岸」が2005年の発売開始以来、計20冊しかない。「湖光山色」は2006年発売して以来、6冊しか売れていない。このため、博庫書城は「2007年以後入荷しない」と直言した。相対的に「秦腔」と「暗算」はベストストーリーなので、一部の書店は在庫があるという。

 「秦腔」と「湖光山色」の受賞は、作家出版社の重視を引きつけた。「秦腔」の販売量はすでに25万冊で、また毎月とも増刷されており、販売量計2万冊の「湖光山色」は、出版社の「再包装」計画リストに入った。「売れない」の「アルグン川右岸」は、北京十月文芸出版社の韓編集長によって、すでに増刷と披露された。「暗算」の方は、4年以内に計40万冊の販売量で、人民文学出版社も現在、同書の再版作業を展開中という。                       

(編集:兪静斐)