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上海映画・テレビ祭が寄付活動 今月期日通りに開催
2008年 6月 2日15:15 / 提供:

 上海「映画・テレビ祭」弁公室が1日明らかにしたところによると、11回上海国際映画祭・14回上海テレビ祭は、それぞれ6月14日―22日、6月9日―13日と期日通りに開催される。これまでと比べると、多くの地震救済に関わるものが今回の映画・テレビ祭にあり、各主体活動でも地震救済の関係内容を増やしているという。今回の上海国際映画祭のテーマは「映画人の力を集め 生命の光を点け」である。「金爵賞」国際映画賞、「アジア新人賞」、映画市場、国際映画展示・映画フォーラムなどの専門主体活動を保留した上で、地震救済寄付という部分を設けている。「金爵賞」の授賞式典は授賞式に簡素化し、しかも被災地に一部の映画設備を寄付する。

 今回のテレビ祭のテーマは「テレビの力 我々の責任」である。中国香港監督の王家衛は、突然亡くなったアンソニー・ミンゲラの後を継ぎ、今回の国際映画祭の審査委員会議長となる。開幕式で、王監督は審査委員の全員を被災地の人々に一言ずつを話させる。

 同時に審査委員会議長の「災難・人類・映画人」という特別講演も増やされた。レッドカーペットの部分も、ハートの印を敷くことに変わり、被災地の人々に祈る通路になり、被災地に赴いた映画人がその場を歩く。映画祭のハクモクレンフォーラムが増設した特別部分では、救済前線のテレビ人を誘い、その経歴を紹介し、メディアが担当した使命を討論する。映画展示の部分では、「中国の力を感じとる」という特定テーマを設け、集中的に優秀な国産映画を上映し、中華民族が重大災難あるいは突発事件と直面する時の団結力・ねばり強い精神を展示する。「マスターに敬意」という部分では、スウェーデン映画マスターのエニグマ・ベルイマン氏、イギリス映画マスターのアンソニー・ミンゲラ氏、中国の映画芸術家の孫道臨氏らの映画回顧展覧を行なう。その他に、カンヌで上映されたばかりの『楽園の瑕 』(東邪西毒)の新版も映画祭で特別上映され、売り上げはすべて被災地の再建に用いることになる。

(実習編集:王 燕華)