Home > ニュース > 文化芸能  > 四川彭山県、宋代「双武士牽馬俑」など国宝クラス文物を発掘
四川彭山県、宋代「双武士牽馬俑」など国宝クラス文物を発掘
2007年 9月 12日8:55 / 提供:

 四川省彭山県文物部門は宋代双室墓に対して保護発掘を行った際、「双武士牽馬俑」など国宝クラス文物を発見し、中国宋代陶製造型の空白を埋めた。  

 8月9日午後、彭山県皇陵郷正華村8組村民は電信柱を架設した際、一つの宋代双室墓を発見した。現地文物管理部門は保護発掘を展開した。二つの石室を有する双室墓として中央が高くアーチ形をなし、石室形状が同じで、口が紅石で密閉されてある。64点の出土文物の中で貴重な文物は多く、そのうち双武士牽馬俑、黒陶牛、男女陶製人形は国宝クラス出土文物に輝いた。

  四川省考古研究院文物保護処主任で教授クラス専門家の魏ゼン氏によると、出土文物の黒陶牛、双武士牽馬俑は四川省・市(州)収蔵文物の空白を埋めた。そのうち双武士牽馬俑は全国でも新発見で、これまで千年の歴史を経ても破損がなく、非常に貴重で、考古価値がきわめて高い。