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米ワーナーブラザーズと合弁映画会社を設立
2004年 10月 18日11:31 / 提供:

 民間が投資した国内最大の影視(映画・テレビドラマ)制作会社である浙江横店集団公司はこのほど、世界的に著名な米ワーナーブラザーズ、国有映画会社の中国電影(映画)集団公司と、初の合弁映画会社・中影華納(ワーナー)横店影視有限公司を設立する契約書に正式調印した。

  ワーナーブラザーズ取締役社長兼CEO(最高経営責任者)のメイヤー氏、中国電影集団公司取締役社長の楊歩亭氏、横店集団公司取締役社長の徐永安氏がそれぞれ記者会見して明らかにした。

 今回の合弁は、国家ラジオ・映画・テレビ総局と商務部が認可したもの。出資比率は中国電影が40%、残りはワーナーと横店が折半する外資、国、民間による合弁会社。国家ラジオ・映画・テレビ総局が映画を制作?発行する合弁会社の設立を許可して以降、初の合弁ケースとなる。

  楊社長は「合弁会社の設立は、中国映画の発展史における新たな一里塚となるものだ。また中国の映画・テレビ事業が一段と開放され、世界的にその地位が築かれたことを示すものでもある」と強調。

 メイヤー氏は「ワーナーはすでにシネマコンプレックスの建設に着手しており、また、ホームシアター関連企業の設立を計画中だが、今回の映画制作の合弁会社も含め、我々は中国市場への進出に大きな期待を寄せている」との姿勢を強調した。