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錦織圭、マイケル・チャンコーチに感謝「背が低くても長身の欧米選手に勝てる」 飛躍の一年を会見で振り返る
2014年 11月 19日16:30 / 提供:新華網日本語

  2014年11月18日、男子テニスでアジア勢で初めて全米オープン準優勝に輝き世界ランキング5位に躍進した錦織圭選手が、日本記者クラブで記者会見し「今年は四大大会での4強を目標に掲げたが、これを大きく超えて達成でき、充実した年になった」と飛躍の一年を振り返った。

  飛躍の要因として、今季からコーチに就いたマイケル・チャン氏の指導を挙げた。「右足親指のけがで出場を迷っていた全米オープン前には強く背中を押してもらった。ノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)との準決勝前には『自分を信じろ、絶対に勝てる』と5回ぐらいも言われた」と明かした。その上で「メンタル面の指導を受け、強い気持ちを持てるようになり、もっと前に出ることを意識するようになった」と深く感謝した。

  また、欧米選手と比べ小柄な体格についても、「スピードや技術でパワーを補うことができる。欧米選手と並ぶと子どもに見えるが、背が低いことを悔やんだことは一度もない」と語った。

  さらに「当面はグランドスラム(四大大会)優勝を目指す。5年以内には(ランキング)世界1位になりたい」と目標を定め、「今のいいテニスを続ければ、もっと上を狙える」と強調した。来年1月の全豪オープンに向け、12月からチャンコーチとトレーニングを再開する。

 

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