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第3回民族伝统医学と現代医学の国際学術大会ガ開催
2014年 10月 30日21:07 / 提供:東方ネット

  このほど、復旦大学、中国中西医結合学会呼吸病専門委員会、復旦大学付属華山医院などが主催する第3回民族伝统医学と現代医学の国際学術大会·第13回全国漢方医と西洋医学结合呼吸系統疾患の予防治療シンポジウムがこのほど、青海省西宁市青海コンベンションセンターで開かれた。中国で、各民族の伝統医学と現代医学の異同性を比べて研究する3回目の大型学術イベントだ。

  大会では200篇以上の論文があり、そのうち、160篇以上が大会論文集に選ばれた。アメリカ、ドイツ、フランス、ベルギー、モンゴル、タイ、ベトナムなどの国、青海省、新疆ウイグル自治区、内モンゴル自治区、チベット自治区や国内各地の300人以上の専門家が参加した。100人以上の専門家が、報告や発言をした。「973計画」プロジェクトの首席科学者·復旦大学中西医結合研究所の董競成教授が、『中国伝統医学の哲学基礎と構造』という基調スピーチをした。香港大学の蘇国輝院士は『wolfberry and neuroprotection』の特別報告、饒子和院士は『Molecular mechanism of entry of hand-foot-and-mouth disease (HFMD) virus』の特別報告をした。国家中医薬管理局、中国中西医結合学会、青海省と上海市の関係部門の幹部は会議に出席して重要な講話をした。

  今回の大会は、伝統医学と現代医学の融合と発展を促進することを目指している。中国伝統医学は中国各民族伝統医学の総称で、主に漢族の医学、チベット族の医学、ウイグル族の医学、モンゴル族医学、タイ族の医学、回族の医学·ミャオ族医学などを含む。それぞれ、形成された初期には、相互に包容し、良い点を相互に学習して利用していた。その伝統医学体系に、古代ギリシア文明、イスラム文明と古インド文明の跡が見つけられる。中国伝統医学の宝庫を豊かにした。相互に学習し、共同で発展していたこの宝庫は、中華民族の歴史で輝いている。その融合と発展方式はこの時代で、非常に必要なものだ。現代医学文明は民族伝統医学の理論への理解と説明に役立ちながら、各民族の伝統医学理論の人間の生命現象への独特な認識方式と疾患への特有の治療手段と経験は、人間の現代医学文明を豊かにして充実することができる。

  また、同大会は衛生システムの新疆と青海への援助に、革新の思いと持続発展の意識を持って、新疆と青海現地の衛生医療事業発展の実情とあわせて、より良い方法と道を見つけ、医学の発展と医療衛生人材の育成をも目指している。このため、大会の開幕式で、「973計画」プロジェクトの首席科学者·復旦大学中西医結合研究所の董競成教授と青海省果洛州衛計委の久道主任は、『青海省果洛州復旦大学付属華山医院中西医結合研究所チベット医薬研究センター』を設立する協議に調印し、青海への一対一での援助に着実な一歩を踏み出した。

(編集:曹 俊)

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