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薬物で身柄拘束の俳優コー·チェントン、恩師のギデンス監督「怒りと恥ずかしさ」
2014年 8月 21日13:21 / 提供:新華網日本語

  2014年8月18日、違法薬物の使用で身柄を拘束された俳優コー·チェントン(柯震東)について、映画「あの頃、君を追いかけた」のギデンズ·コー(九把刀)監督、共演女優のミシェル·チェン(陳妍希)が怒りと悔しさを語った。

  コー·チェントンが15日、ジャッキー·チェンの息子で俳優のジェイシー·チャン(房祖名)らと、違法薬物の使用で北京公安局に拘束されたことが明らかになった。ここ数日、フェイスブックや中国版ツイッターが更新されておらず、所属事務所も行方を捜していた。

  コー·チェントンは2012年、映画デビュー作となった青春ストーリー「あの頃、君を追いかけた」が空前のヒットを記録。一気にスターダムにのし上がった。映画の原作者で監督のギデンズ·コーは18日、コメントを発表。「とても悲しい。報道されるようなことはないと、最後まで信じていたのに。(拘束が明らかになり)希望が消えると、失望だけでなく、怒りと恥ずかしさがこみ上げた」と、自ら人気俳優に仕立て上げた愛弟子についてぶちまけた。

  さらにコー監督は、「顔を一発なぐりたいだけ。彼に対しては何も言葉がない。人気者になっても、変わらず自分らしくあってほしかったのに、せっかくの幸運を自分の手でぶち壊してしまった」と、やるせない思いを語っている。

  「あの頃、君を追いかけた」で共演し、ベストカップルと呼ばれた女優ミシェル·チェンは、フェイスブックで「大バカ者」と短くコメント。ショックの大きさを物語っている。

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