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北京故宮博物院、観光客数の制限・分散案を発表
2014年 7月 1日16:27 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 世界遺産の北京故宮博物院は30日、観光客受け入れの圧力を緩和し、観光客によりレベルの高いサービスを提供するため、入場者数の制限と分散に関する試行案を発表しました。今後定期券、無料開放日、1日分散案という3つの措置を実施します。

 定期券は成人定期券と老人•学生定期券の二種類があり、成人定期券は300元、老人•学生定期券は150元となっています。これらの定期券を持っていれば、1年以内に10回入場することができます。2015年度の定期券は今年10月から発売します。

 オフシーズンとオンシーズンのことを考え、北京故宮博物院は無料開放日を設置します。つまり、2014年11月から2015年4月までの毎月第一週目の水曜日を無料開放日とし、特殊な人とされる教師、医療関係者、ボランティア、現役軍人、警察官、大学生が無料で入場することができます。しかし、入場者数は1万人以内とします。

 2014年9月12日から14日までの三日間、故宮博物院は入場者分散案を実施します。この間、観光客は一日入場券のほか、午後2時以降入場する半額(30元)の入場券を購入し入場することができます。

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