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アジアベスト大学の「戦い」。中国の大学が日本のメリットに挑戦
2014年 6月 19日16:13 / 提供:

北京大学がアジア5位で、中国大陸の大学で最高

 台湾メディアによると、イギリスのタイムズ高等教育特別号が18日、2014年アジアベスト100大学ランクを発表した。日本は20校で1位となった。東京大学がアジア1位を維持し、中国大陸は経済発展のために18校がランクに入り、まもなく、アジアで1位になる見込みだ。

 上位10位の大学は日本、シンガポール、中国香港、韓国と中国大陸のものだ。中国台湾でランクで上位となったのは台湾大学で、14位となった。上位10位の大学は順序によると、東京大学、国立シンガポール大学、香港大学、ソウル大学、北京大学、清華大学、京都大学、韓国科学技術学院(Korea Advanced Institute of Science and Technology)、香港科技大学、韓国浦項工科大学校(Pohang University of Science and Technology)。11位から20位までは、シンガポール南洋理工大学(Nanyang Technological University)、香港中文大学、東京工業大学(Tokyo Institute of Technology)、台湾大学、大阪大学、日本東北大学、韓国延世大学校(Yonsei University)、エルサレム・ヘブライ大学(Hebrew University of Jerusalem)、ボアズィチ大学(Bogazici University)とテルアビブ大学(Tel Aviv University)(並列19位)だ。

 同調査研究を担当する編集長のPhil Baty氏によると、今年の調査で、最も注目すべきなのは、中国大陸の猛進だ。数年来、日本がアジアの大学教育で優位だった、現在、経費が限られて減少し、やり方も保守的で、投資も欠けている。中国大陸は経費のメリットを持って、世界各地の人材を集めて、ランクでの位置が急ピッチで上昇し、まもなく、日本を超えて、アジア大学のトップとなる見込みだ。

(編集:曹 俊)