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関西空港付近の海で発見された遺体、行方不明の中国人講師と確認
2014年 6月 4日14:02 / 提供:人民網日本語版

 

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 大阪府警が3日に明らかにしたところによると、5月28日に関西空港付近の海で発見された男性の遺体が、東北師範大学外国語学院講師の池叡さん(37)であることが確認された。共同通信社が伝えた。

 池さんは5月上旬に交流のため日本を訪れていたが、15日から行方不明となっていた。池さんの妻?侯丹さんと学生はネット上の掲示板や微博(ウェイボー)で尋ね人広告を出し、池さんの家族と友人が心配していると呼びかけていた。

 侯さんがネット上で発表した情報によると、池さんは大阪で、空港に向かう途中で連絡が途絶えた。最後に侯さんに連絡した時には他人の電話を借り、「盗聴?尾行されていて危険だ。間もなく帰国する、大使館に連絡してくれ」と話したという。

 今月16日、関西空港内で池さんの所持品と思われるリュックサックが発見された。中には在留証明書などが入っていたが、パスポートと身分証明書は見つからなかった。

 侯さんによると、池さんは過去のチャットにおいて、「隣に住む騒がしい日本人学生が最大の悩み」としていた。池さんは騒音についてこの隣人に苦情を訴えたこともあるという。侯さんはこの隣に住む学生が疑わしいとしている。

 大阪府泉佐野市の関西国際空港近くの海で5月28日午後3時半ごろ、男性の遺体が発見された。大阪府警関西空港署によると、遺体は岸壁の消波ブロックそばの海面にうつぶせの状態で浮いていた。白いワイシャツに紺色のジーンズ姿で、目立った外傷や所持品はなかったという。

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