中国政府代表団団長で、交通運輸部部長の楊伝堂氏は5日、マレーシア航空370便の捜索について、中国は引き続き主に4方面の仕事をしっかりと行ってゆくと述べた。

　楊伝堂団長は、オーストラリア、マレーシア、中国による3ヵ国閣僚級会議の終了後の記者会見でこのように述べた。この4方面の仕事には次のことが含まれる。第一に、移行段階の捜索方案を真剣に実行し、中国政府は船舶3隻を派遣し捜索に参与する。第二に、中国はビジネスモデルを積極的に支援且つ運用し、技術、設備、能力を備えた優勢な企業を選択し、常態化した捜索を組織して実施する。第三に、中国は各種の形式をとり後続的な捜索活動に積極的に参与し、中国のこの方面の能力をもつ企業や機構の参与を組織する。第四に、専門家を引き続き派遣し捜索方案の論証と事故の調査に参与させる。

　楊伝堂団長はこのように述べた。中国は今回の会議によって達成したコンセンサスに基づいて、捜索活動を中断しない、停止しない、諦めない、だらけないの原則を引き続き堅持し、積極的にオーストラリア、マレーシアと協力を強化し、常態化した捜索に全力で参与する。「私たちは、後続的な捜索活動における引き揚げ作業の範囲がより広く、難度がより大きく、任務が一層困難となるのを十分に分かっていますが、中国政府はこれまでと変わらず、倦まずたゆまず、一切の可能性と努力を尽くして、捜索活動にしっかりと参与してゆきます。」