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「中国人男性の平均身長が日本人より低い」は間違っている!体育総局が根拠データの古さ指摘
2014年 4月 30日13:25 / 提供:新華網日本語

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 2014年4月28日、中国青年報によると、中国人男性の平均身長が日本人や韓国人を下回るという報道が中国で注目を集める中、中国国家体育総局体育科学研究所の田野(ティエン・イエ)所長は体育大会の記者会見で、「中国人男性は日韓男性より背が低いという説はデータの根拠に欠ける」と指摘した。

 田所長は、中国人男性の平均身長が169.7センチというのは同所の2000年の調査データによるものであり、この14年間で平均身長は伸びていると指摘。13年の平均身長は171.6センチだとした上で、「日中韓3カ国で近年、中国人男性の平均身長が日本人や韓国人を下回ることを示す正確な調査は一つも行われていない」とも指摘した。

 中国教育部体育衛生・芸術教育司の王登峰(ワン・デンフォン)司長によると、華東師範大学が昨年、上海市と長野市の6〜18歳の青少年を対象に行った調査では、上海の青少年の平均身長が長野を上回ったという。

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