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報告より:6割近くの「90後」に深刻な「携帯電話依存性」が存在
2014年 4月 1日9:50 / 提供:新華網日本語

 【新華社天津4月1日】奇虎360のインターネットセキュリティ センターの最新発表した「90後(90年代に生まれた人)のモバイル・ネットワークに関する調査研究報告」では、半数近くの「90後」ユーザーは15分も経たないうちに携帯電話を1回チェックしていて、深刻な「携帯電話恐怖症」を患っており、6割近くの「90後」は深刻な「携帯電話依存性」を患っていることを明らかにした。 

 「90後」というグループは普遍的な年齢が15歳から24歳の間で、すでに当面における注目度の最も高い若者グループとなっている。統計によると、中国の「90後」はおよそ1億4000万人だという。生活条件が優れている以外に、このグループは幼少からインターネットに伴って成長してきた。

 報告はこのように指摘した。スマートフォンの機能が次第に改善されてゆくのに従って、タクシー、グルメ、共同購入、資産管理?運用、インスタントメッセンジャーなどのアプリケーションが携帯電話を人々の生活のさまざまな面にまで深く入り込ませている。このように便利な生活も流行の最先端に立つ「90後」の世代に「携帯電話から目が離せない」の習慣を身につけさせられ、「phoneがあって人がいる、phoneがないと気が狂う」の境地にまで達している。  

 報告は、48.7%の「90後」は15分経たないうちに条件反射で携帯電話を1回チェックすることを必要とし、深刻な「携帯電話恐怖症」を患っており、また74.8%の「90後」が30分以内に必ず携帯電話を見ていることを明らかにしている。

 この報告はまたこのように指摘している。「90後」の毎日最初にやることは目を開けることではなく、先に携帯電話に触わり、それから再び目を見開いて「朋友圈」(友だちグループ)をタップし、夜は先に目を閉じて眠る時にも、手にはまだ携帯電話を持っている。「携帯電話に起こされ、携帯電話に寝かしつけられている」が指しているのは、「90後」の携帯電話に対してすでに治す薬がないほど深い中毒に至っている情況なのだ。

報告は、「90後」のこれらのあまり健全でない行為の習慣は、健康に影響を与える恐れがあり、また彼らに「頭下げる族」にならず、携帯電話の奴隷とならずに、何度も顔を上げて身近な景色を見て、人と人との間の言葉の交流を強化すべきだと気づかせているとみなしている。

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