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河南で8000年前の装飾用トルコ石と象牙板が出土
2014年 3月 14日9:41 / 提供:新華網日本語

 【新華社鄭州3月14日】河南省舞陽県にある新石器時代の賈湖遺跡の第8次発掘で、精巧な穴の開いた装飾用のトルコ石1200粒余りと象牙彫りの板が出土し、淮河流域の新石器時代の文化と社会構造の研究に新たな資料をもたらした。同遺跡は11日、「2013年度河南省考古学5大新発見」に選ばれた。

 考古学関係者は学術報告会で次のように説明した。この遺跡で墓の副葬品として穴の開いた装飾用のトルコ石が大量に見つかったのはこれが初めてで、これまでに1200粒余りが見つかり、まだ整理されていないものがどれだけあるかは分かっていない。副葬品でトルコ石が見つかった墓のある場所は集中しており、当時すでに墓の階級と配置がある程度分かれていたことを示している。

 賈湖遺跡はこれまでに発掘された中で面積が最も広く、出土品が最も多い裴李崗文化の遺跡で、非常に高い歴史的価値と科学的価値がある。

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