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「大学生の自宅洗濯便が宅配業者の主業務に」?
2014年 3月 13日13:16 / 提供:中国国際放送局

 「両会議」(全国人民代表大会?中国人民政治協商会議)ニュースセンターで9日夜開かれたネットインタビューで国家郵政局市場監督管理局の劉良一副局長は、「宅配利用が便利になるにつれ、大学生が着替えた服を宅配業者に頼んで実家に送り、洗濯して送り返してもらうのが宅配の新しい業務となっている」と話した。

 これに対しネットユーザーから、「大学生の自立心はどこに行った!」という疑問が出されているが、記者が11日長沙市の大学で調査したところ、「着替えた服を宅配で洗濯用に自宅に送るのはごく少数」という結果が出た。広東省東莞市郵政局の責任者は、「東莞市の大学にもこういうことがあるが、多くはない」と話した。記者が東莞市の多くの大学で調査したところ、ほとんどの大学には共用洗濯機とクリーニング店がある。8割の大学生は学校の洗濯機を使ったことがあると答え、半数はよく使うと答えた。また、一部の地元出身大学生は1週間ごとに衣服を家に持って帰って洗濯するということだ。

 専門家は、「親は1人で生活する意欲と能力を幼いときから子供に教えるべきだ。これについては、親・子供・学校の3者が協力する必要がある。そうしないと、責任感のある社会人を育成できないばかりか、快適な生活しかできない寄生虫のような人間を育成することになる」と話した。

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