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チベット医薬、世界無形文化遺産申請へ
2014年 2月 19日15:16 / 提供:中国国際放送局日本語

 中国チベット自治区文化庁が17日発表したところによると、チベット医薬を世界無形文化遺産に申請する報告書本文とビデオ撮影が終わり、中国文化部に正式に申請したということだ。

 雪の高原で2000年以上伝承されてきたチベット医薬は、中国で最も系統が整い、最も影響力の大きい民族医薬の一つだ。これは、チベットの人々が、漢方薬や古代インドの医薬、古代アラブ医薬を融合し、理論体系と豊富な臨床実践で形成した伝統的医学体系だ。現在は、中国のチベット族居住地のほか、ネパールやインドなどでも広く用いられている。

  チベット医薬の世界無形文化遺産の申請作業は2013年に始まった。2009年には、チベット演劇と叙事詩『ケサル王伝』が世界無形文化遺産に登録されている。

  

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