Home > ニュース > 社会  > 中国の農村、貧困人口1億人近く
中国の農村、貧困人口1億人近く
2014年 1月 27日15:19 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国の農村には今なお1億人近くの貧困人口がいるが、貧困地域のインフラ整備と民間文化事業はかなり立ち遅れている。中国政府はこれら地域の問題解決に取り組み、道路建設や飲料水、教育など10項目の任務に力を集中することにしている。

 27日に開かれた中国国務院報道弁公室の記者会見で、国務院貧困扶助開発指導グループ弁公室の王国良副主任は、「改革開放以来、中国は貧困扶助開発の面で世界が嘱目する成果を挙げてきた。中国の貧困扶助基準で貧困人口を計2億5000万人減らしたが、これは世界の基準で数えると計6億6000万人減らしたことになり、住民の衣食はほぼ足りるようになった」として、「第18期中国共産党大会で提出された2020年までにいくらかゆとりのある社会を全面的に建設するという目標を実現するために、最も難しく最も重い任務は農村、特に貧困地域にある」と述べた。

関連記事