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中国主要汚染物の排出量が2010年の基数下に
2014年 1月 10日16:18 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 周生賢環境保護相は9日、「2013年度の排出削減任務は全面的に遂行できる見込みで、特に窒素酸化物の排出削減幅は3.5%を超え、排出量は2010年の基数下に下がり、主要汚染物の排出削減は転換期を迎える」とした。

 このほど行われた全国環境保護活動会議によると、2013年は問責制度の強化によって工事の排出削減が進められたということだ。具体的には、新たな都市部の日間汚水処理能力は1400万トンに達し、1億9000万以上のキロワット発電ユニットに脱硝設備が装備され、その割合は全体の50%を超えた。また、500万以上のキロワット発電ユニットに脱硫設備の拡張工事が行われ、発電所の脱硫ユニットの割合は90%を超えた。さらに、1億5千万以上のキロワット発電ユニットで排気配管が外され、その割合は全体の37%以上に達し、乾式セメント脱硝の割合は60%に達したということだ。

 2014年の排出削減目標は2013年に比べ、二酸化硫黄、化学酸素需要量、アンモニア態窒素の排出量をそれぞれ2%減少させ、窒素酸化物の排出量を5%削減するということだ。

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