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千人を超す観光客が寒山寺の除夜の鐘で新年を迎えた
2014年 1月 2日9:54 / 提供:中国国際放送局

  2013年31日の深夜12時に、1400年も前の唐の時代の詩人張継の名作「楓橋夜泊」で知られる蘇州の寒山寺から悠々たる鐘の音が聞こえてきた。日本やフランス、アメリカ、台湾などの国や地域からの1000人以上の観光客は寒山寺で鐘の音を聞きながら新しい年を迎えた。

  「姑蘇城外の寒山寺(かんざんじ),夜半の鐘声客船に到る」

  この張継の名作「楓橋夜泊」で有名となった寒山寺では、12月31日夜11時42分から鐘の音が鳴り響き、108回の鐘の音の中で、参拝者はみな目を閉じて祈願を行った。

  これまでの慣習によれば、鐘を108回突いた後、大規模な花火ショーを行いるが、今年華東と華北地区では濃霧がよく発生することを考え、主催者側は花火ショーを中止することにした。

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