【新華社ウルムチ1月1日】今年の冬に入ってから、新疆ウイグル自治区北部の多くの草原で、野生のオオカミが家畜を襲う事件が発生している。例年と異なる点は、これまで野生のオオカミが出没していなかった地方でも被害が頻発していることだ。統計によると、新疆各地ではオオカミに襲われて死亡した家畜が5000頭(匹)あまり、直接的経済損失が数千万元にのぼっている。