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日本で就職した中国人留学生7000人超
2013年 11月 14日17:42 / 提供:新華網日本語

 2013年11月11日、日本学生支援機構の最新統計によると、中国人留学生数は2010年8万6173人、2011年8万7533人、2012年8万6324人。2011年3月に東日本大震災と福島の原発事故が起きたものの、前年比1209人の減少にとどまった。華西都市報が伝えた。

 中国の重要な近隣国、世界第三の経済大国、世界的に著名な教育機関、多くの奨学金制度、安定した福利厚生、快適な生活環境、在学中のアルバイト、国際的に信頼性の高い卒業証書、開かれた就業機会、円安――。これらすべてが日本留学ブームの原動力となっている。日本の優れたハイテク技術や遺伝子工学、機械工学、農学、法学などが人気だ。

 日本政府は海外人材の来日を促すため、「グローバル人材」戦略に着手してきた。2008年には、日本への留学生を2020年までに12万人から30万人に増やそうという「留学生30万人計画」を発表。学生への生活支援や奨学金の設立、留学生宿舎の建設、入国手続きの簡略化など一連の優遇政策を打ち出した。その中心となるのが、留学生の日本国内での就職だ。2013年6月の統計によると、2012年に日本企業へ就職した外国人留学生は1万969人、中国人は最多の7032人に上った。

 

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