Home > ニュース > 社会  > 墓が文革時期に破壊された傅雷夫妻の遺骨が、浦東福寿園に葬られる
墓が文革時期に破壊された傅雷夫妻の遺骨が、浦東福寿園に葬られる
2013年 10月 28日17:12 / 提供:東方ネット

浦

 東方ネット28日付報道によると、27日午前10時ごろ、ベートーベン運命交響曲の演奏につれて有名な翻訳家の傅雷と妻の安葬・記念碑落成式が、浦東にある上海福寿園海港霊園で行われた。

 傅雷夫妻の記念碑は1.8メートルの高さで、碑全体が灰白で、正面には傅雷の名言「赤子が孤独なら別の世界を作り出す」が書かれている。

 1966年9月、文化大革命時期に被害を受けた傅雷夫妻は自殺した。遺骨はもともと永安墓地に埋葬されていたが、10年にわたる文化大革命期間に破壊された。幸いだったのは、ある傅雷の読者が骨箱を保存し、破壊から逃れたことだ。

 落成式会場の浦東傅雷文化研究センターのスタッフが、福寿園に「傅雷家書」原稿を贈呈したという。

(編集:範易成)

関連記事