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不用になった携帯を両親にあげるのは「親不孝」かがネットで議論に
2013年 10月 28日13:24 / 提供:人民網日本語版

 あるネットユーザーが「七大親不孝」として微博(ウェイボー?ミニブログ)で以下を挙げた。荊楚網が伝えた。

 (1)けち。携帯電話など自分が不用になった物を親にあげる。

 (2)怠惰。自分の洗濯や料理を親にさせる。

 (3)怒り。親に対してわめきちらす。

 (4)ねたみ。親は一番良い物を自分にくれないといつも思う。

 (5)傲慢。親をあごで使う。

 (6)貪婪。親のすねをかじる。

 (7)親の老後の面倒を見ない。

 中華民族の伝統的美徳の最たるものが親孝行だ。最近、あるネットユーザーが七大親不孝として「親に対してわめきちらす」「親をあごで使う」「親のすねをかじる」などの行為を挙げた。その1つ「携帯電話など自分が不用になった物を親にあげる」には、多くのユーザーが「自分のことだ」と声を上げている。

 両親:新旧で需要は異なる

 「私の両親は音量と字が大きい携帯だけを好み、スマホは使えない。私の不用になった携帯は全然両親に合わない」。武昌の李さんは操作が簡単で、高齢者に適した機種をわざわざ選び、両親に新品の携帯を2台買った。「実際のところ、両親はブランドや価格帯について特に注文はない。電話ができさえすればいい」。「凌少少」さんの母は、息子の不用になった携帯が使われないまま引き出しの中にあるのを見て、使わせてほしいと自分から言ってきた。「凌少少」さんはもちろん快諾。「お母さんは、使わずに放っておくのはもったいないし、新しいのを買うのも無駄遣いだと考えている。やはりお母さんに使わせた方が、資源の再利用にもなって良いし、お母さんも喜んで使っている」。「これ私にくれる?」最近、「大笨牛18」さんの母はiPadのゲームに夢中になり、iPadを実家に持ってくるよう息子に頼んだ。「古いものだけど、お母さんにとっては、やはり新鮮みたいだ」。

 子ども:着用済みでも新品同様

 両親にプレゼントする衣服は、通常みな新品だ。だが息子と父、娘と母の体型が似ているという特殊なケースでは話が違う。「普段はお母さんに新品の洋服、靴、バッグを買ってあげるけれど、数百元のダウンジャケットを買ったら、少し小さかったので、1度着ただけでお母さんにあげたことがある。お母さんは着てみて、ぴったりだし痩せて見えると思って受け取った」。「是醒醒暑x」さんは「母と娘が洋服を共有できるのは幸せなことだと思う。それにお母さんにあげるのは本当に古い洋服ではなく、多くても1、2回着ただけのもの」と指摘した。

 漢口の張さんは「息子は洋服や靴をたくさん持っているし、すぐに買い換える。たとえば職場の運動会か何かの服は1回着ただけだ。袖を通したとは言え、全く新品だ。今の時代、破れるまで着てからようやく新しい服を買う人がどこにいる?」と指摘。「子どもが新しい洋服を買ってくれたら、それは嬉しい。着用済みでもサイズが合っていて、デザインもOKなら、何も不適切だとは思わない」と述べた。やはりこの世代の人々は節約を重んじるようだ。

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