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万愛花さん逝去 慰安婦対日訴訟第一号
2013年 9月 5日15:23 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 旧日本軍の性的暴行の被害者で日本政府に対し最初に訴訟を起こした中国人女性・万愛花さんが4日未明、山西省太原市の自宅で亡くなった。84歳だった。

 第二次世界大戦中、少女だった万愛花さんは中国を侵略した旧日本軍によって3回拉致・監禁され、非人道的な虐待と性的暴行を受け、それが原因で身長は165cmから147cmに縮み、亡くなるまで様々な後遺症に苦しんでいた。

 旧日本軍により慰安婦とされ被害を受けた山西省の女性生存者たちは、1992年から日本政府に対して訴訟を起こし、旧日本軍の戦争犯罪行為を証言すると共に、日本政府に歴史の直視と、謝罪・賠償を要求してきた。その間、万愛花さんは1人目の証人として、東京での出廷と証言を繰り返してきましたが、すべて敗訴に終わっている。

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