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「超音波検査の名探偵」の夢、子供1人の誤診、診察漏れも許さない
2013年 7月 23日10:04 / 提供:新華網日本語

 1人の普通の超音波検査の医者として、「1人の子供の誤診、診察漏れも許さない」の夢を実現させるために、36年に渡って子供患者計30数万人を診察し、難病の症例7万例余りに正確な診断を下し、急病?重症の子供患者2000人余りの命を救い、ずば抜けた医療技術、清廉潔白なやり方と高尚な医者の道徳で「超音波の名探偵」「袋を縫う医師」、「回り続けるコマ」のすばらしい名誉を勝ち取った。連日に渡って、「私の夢?中国の夢」民衆宣講団が巡回宣講の現場で、北京児童医院超音波検査科の賈立群主任の話が北京の民衆を感動させている。

 1977年に北京児童医院で働き出してから、賈立群主任は自分の体での繰り返されたテストを通して、エコーの高低、液体の清濁、血流の特性と速度、臓器の大きさや形状の中から、児童超音波画像の特徴や規律を模索し、我が国の児童の超音波分野の開拓者となった。

 20年前かつて多くの病院で「治療できなかった」「肝血管腫」だと診断された双子の子供患者が、賈医師による超音波診断の後元々の結論が覆され、また治癒が可能な「悪性腫瘍の肝臓転移」と正確に診断された。最終的にその子供たちは救われた。このような症例は世界ではきわめて珍しく、中国でこの一例のみだ。賈医師はずば抜けた超音波検査技術で我が国の医学界の空白を補填した。

 西洋の医学界では、大腸内視鏡の使用による結腸ポリープの検査は第一選択の方法だと広く認められているが、患者は全身麻酔が必要で、たいへん苦痛で、それに費用も高価だ。しかし欧米の専門家が信じられないのは、中国の1人の普通の医師である?立群主任が、とっくに廉価な超音波検査技術で1000例以上の結腸ポリープの子供患者を100%の成功率で正確に診断し、全世界の医学界の「診断の確定率を高めるには高級な器機を使うしかない」という定説を打ち破ったことだ。

 「首都の十大健康衛兵」などの多くの栄誉の前で、賈医師はとても落ち着いて、「子供患者を健康にし、家庭に夢を叶えさせるところに私の職責があるのです。私の夢は実はとても簡単で、子供1人の誤診、診察漏れも許さないことです」と述べた。

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