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国連、中国の人口2030年以降に減少
2013年 6月 25日16:42 / 提供:中国国際放送局
 国連が6月13日に発表した「世界人口展望:2012年改訂版」によると、2050年に世界人口はこれまでの71億6200万人から95億5000万人に増える見込みだ。

 今回はサハラ砂漠以南のアフリカ諸国、特にナイジェリア、エチオピアのような出産率の高い国の実情を考慮し、以前の予測よりさらに3億人多い数字となっている。今後30年間の人口増加は主にアフリカが中心となる。インドは2028年には中国を抜き世界で人口の最も多い国となり、2050年には16億2000万人となる。中国は2030年にピークを迎え、徐々に減少し2050年には13億8500万人となる。またインドの人口増加ピークは2063年と予想されている。

 さらに2100年に世界人口は108億5400万人となり、増加傾向が続く可能性がある。中位数年齢は26歳から41歳に上昇し、60歳以上の人口は全体の28%を占めると見込まれている。