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――有名な社会学者李銀河女史が女性問題を検討
「男女平等について、上海は全国のモデル」
――有名な社会学者李銀河女史が女性問題を検討
2004年 3月 8日11:12 / 提供:

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 「三八」婦女祭にあたり、上海の若い女性はそれに対して、通常のように受け止め、また感覚が麻痺しているようだ。これに対して、李銀河女史は「落ち着いて、また感覚が麻痺するのは必ずしも悪いこととは限らない。それは多くの面において、男女は比較的平等だからだ。」と答えた。

 

  同女史によると、中国の女性は自身の発展を重視しているが、その最も大きな障害は伝統文化だ。中国伝統文化の中で、男性を重視し、女性を軽視する思想は長期間に渡って思考を支配していた。大都市では、この問題に対しては比較的にいいほうだ。特に上海が良く、各指標から見れば、上海が男女平等については全国で一番いいということだ。龍応台女史(台湾出身、有名な小説家)は「全世界の女権主義者たち、どこでいい男を見つけようか?上海に行こうか?」と言ったことがある。賛成!

 

  また、同女史は「ある統計資料を読んだことがあるが、そのうち家庭を大事にし決定権もある。上海を特別項目として、世界各国と比べることもある。上海が男女平等について、中国のその他の地域を超えるからだ。地方文化、伝統またはその他の原因があるかどうか分からないが?男女平等について、上海は確かに全国のモデルだ。」と述べた。

 

 男女平等は文明の表現であり、上海はそれについて中国の上位となった。

 

注:李銀河の簡単紹介

有名な社会学者、性問題専門家。1952年北京に生まれ、1982年〜1988年米国ピッツバーグ大学に留学し、社会学博士を獲得。中国社会科学院社会学所研究員、博士導師。作品は《生育と村落文化》、《中国女性の感情とセックス》、《セックスの問題》、《同性愛の亜文化》など10部ある。

 

(曹 俊)