Home > ニュース > 社会  > SCOメンバー合同災害救援演習、浙江省で実施
SCOメンバー合同災害救援演習、浙江省で実施
2013年 6月 17日10:19 / 提供:CRI

 「救援協力―2013」と題した上海協力機構(SCO)メンバー国の合同災害救援演習が11日〜16日、中国浙江省紹興市にある国家陸地捜索救護基地で行われた。  

 カザフスタン、キルギスタン、ロシアとタジキスタンからの4つの救援チームと中国公安消防部隊の3つのヘビー級地震救援捜索隊、2つの医療隊から合計1000人あまりの隊員がこれに参加した。  

 今回の演習のテーマは地震緊急救援。中国の大型都市でマグニチュード8の激しい地震が起き、多くの建物が倒壊し、多くの市民が負傷または犠牲になり、更に火災、爆発、危険化学薬品漏えいなど二次災害が相次ぐという設定だ。しかし、救援の力に限りがあるため、中国は上海協力機構のメンバー国に国際緊急救援の申し出を要請したという想定になっている。  

 各国の救援チームは壊滅的な建築物での捜索、交通事故現場の救援、化学工場やトンネル内の火災の消火、危険化学薬品の漏えい処理など10あまりの項目の演習を行った。真に迫る技術で作り出された災害緊急救援の現場で、上海協力機構メンバー国は合同での指揮、緊密な連携、高度な協力及び高効率の救援の能力とレベルの高さを示した。

関連記事